禁止! とらぬ狸の皮算用 ~早計はしないこと~
2008年度行政書士試験を受験された方にとっては、自分が合格しているのか不合格なのか、今が一番精神不安定な時期だと思います。
特に長期間合格のためにコツコツを学習をされてきた方にとっては、本試験から合格まで3カ月もあるので、この不安定な時期は気が気でないと思います。
ですが、合格発表の日まで、自分が合格しているのか知ることはできません。多くの資格予備校が本試験に対する独自の見解である「解答速報」を発表していますが、このとおりに点数が決まる保証はどこにもないのです。
これは、ひとえに記述式問題の存在です。
たとえば、2006年度本試験では、択一式の難易度が高かったため、不合格だとおもっていた受験生から、「記述式の採点の甘さのおかげで合格することができた」という話も聞いていますし、これとは反対に、2007年度本試験では、択一でかなりの得点を獲得したのにもかかわらず、記述式の問題が難しかったことや、採点も厳しかったことなどから、ダメだったという話も聞いています。
記述式問題の採点が、なんらかの形で、合格者数や合格率の調整に使用されているのには間違いないと思います。絶対評価である行政書士試験ですから、きっと、ここで調整しないとならないんでしょうね。
行政書士試験には、救済措置なるものがあって、一定の合格率に達しない場合は、これを発動することが公式に発表されていますが、隣接資格の社会保険労務士試験などは、頻繁に救済措置がとられるのに対して、きっとこの救済措置はとりたくないのでしょう。
かなりわき道に逸れてしまいましたが、つまるところ合格発表までは、合否は確定しないのです。
とはいっても、“どうも今回はぜんぜんダメだったよ”という方もいるともいます。そういう方は、なんでも良いので、受験から離れた法律の書籍を詠んでみることをオススメします。科目は民法やが良いでしょう。
個人的には、以下の書籍などがオススメです。
| 解説類推適用からみる民法 |
| 民法 1 第3版 総則・物権法 [本] 販売元:セブンアンドワイ ヤフー店 セブンアンドワイ ヤフー店で詳細を確認する |
| 民法判例百選(2)第5版新法対応補 |
いずれの書籍を読む時も、受験を意識しないことがポイントです。
もう1つ付け加えるならば、分野を絞ることです。
たとえば、私の場合は、アパートを借りる予定でいたので、賃貸借の箇所だけじっくり読んでみよう!とか、離婚についてもっと詳しくなりたい!とか、相続だけじっくり読んでみるといった具合です。この時期は、一番ゆとりがあるので、合格後、実務の世界に入ったならば専門は何にしようという観点で読んでみるのも良いと思います。とにかく、民法を好きになるために読むのも良いでしょう。
合格発表までの時期は、合否を気にして過ごすよりも、法律の楽しさを実感して過ごしてくださいね。
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