足切り

2009年度行政書士試験をめざす方へ~その6~

合格ラインと足切りの違いについて、今回は「合格ライン」と比較してお話したいと思います。

「足切り」とは、以前もお話したのですが、この点数を下回ると、どんなことがあっても合格させませんよというラインのことです。

これに対して、

「合格ライン」とは、合格するための基準です。宅建や社会保険労務士試験などのように、受験生の試験の出来、不出来によって合格ラインが上下する試験もあれば、行政書士試験のように、一定の点数を超えていれば全員合格というように絶対評価の試験もあるので、合格ラインは、試験の難易度によって、毎年変動する試験種や、毎年変わらない試験種があります。

両者の関係を端的に述べると、

足切りは、予選で、

合格ラインは、決勝戦のようなイメージです。

なんだかよくわからないという方は、次のことだけを頭に入れておけば良いでしょう。

①足切りを下回るとその時点で、合格crying

②合格ラインを上回っていても足切りにかかると、合格weep

③足切りを上回り、かつ合格ラインを上回れば、合格pass

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足切りってなに?その2

行政書士試験には足切りなる各分野ごとの合否判定ラインがあります。

公式な発表ですと、この足切りは

①法令科目 5割

②今日科目 4割

となっています。

これら足切りに関しては多くの方からさまざまな質問をいただきます。

もっとも、多い質問が

「①の法令5割の足切りには、記述式が含まれるのか?」

というものです。

結論からいってしまえば「含まれる」ということになります。

試験終了後、関係機関では、採点をし、合格者を確定する作業に入ります。

受験者数が6万人を超えている試験ですから、その作業量は膨大です。

ですから、ほとんどの試験では、択一式はマークシートに記入させ、

機械で正誤を識別し、判定するシステムを採用しています。

もっとも、行政書士試験の場合は、

「40字程度の記述式問題」というものがあります。

この記述式問題を採点するときは、どうしても機械で行うわけにはいきません。

私は、

合格者を確定させる作業は以下の手順ではないかと思っています。

①択一 コンピュータによる採点

②記述 人による採点

これは、推測ですが、おおむね間違っていないと思っています。


そしてここからがもっとも重要なことです。

行政書士試験は300点満点です。

そして、

①法令分野は、244満点

②教養分野は、56点満点です。

ですから、足切りラインは具体的にいうと

①法令(46問) 122点/244点

②教養(14問) 24点/56点

ということになります。

①の法令分野は出題形式がさらに3つに細分化されます。

①-1 法令択一  40問 (「4点/1問」×40問=160点)

①-2 法令多肢選択 3問 (「2点×空欄4つ/1問」×3問=24点)

①-3 法令記述   3問 (「20点/1問」×3=60点)

では、ここで問題です。

記述式が採点されるためには、法令択一・多肢選択で何点以上点数がなければならないでしょうか?

法令分野の配点は、244点です。

したがって、足切りは、その5割の122点ということになります。

ここで、足きりラインの122点から記述式問題の配点(60点)を引いてみると

62点となります。

つまり、法令択一(40問)と法令選択式(3問)の得点の合計が、

この62点未満だと、

記述式問題をすべて正解したとしても、

122点の足切りラインには届かないことになります。

<注意点!>

法令分野の足切りラインは、「244点の5割である122点」といいましたが、

実際にはこの点数では絶対に合格することはできません。

その理由は、教養分野の配点にあります。

たとえば

法令分野の得点が122点だったとします。

そして、教養分野が満点の56点とします。

2つの点数を合計しても・・・178点です。

合格ラインである180点/300点には届きませんよね。

ですから、合格をふまえた法令の足切り点は124点ということになります。

この64点という点数は、けっこう重要です。

法令択一40問に置き換えると、

16問の正解(64点)が必要な点数です。

16問・・・

択一式問題(40問)全体の4割ですね。

なので、記述を採点してもらうためには、

法令択一で最低16問(64点)正解していなければなりません。

もっとも多肢選択式(24点)とあわせて62点であれば別ですが。

行政書士試験の合格をめざすためには

まず、法令択一40問のうち、その4割である16問を正解することを最初の目標に掲げてみてはいかがでしょうか?

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足切りってなに?

各種資格試験には、合否の判定基準にいわゆる足切りがあるのが一般的です。

足切りとは、簡単に言うと

どんなに総合点が良くても

ある分野で一定の基準点を満たしていないと

その時点でアウト(不合格)になってしまうことです。

たとえば、行政書士試験の場合、

大きく分けて

①法令

②教養

の2つの分野から出題があります。

①②の合計は300点です。つまり300満点の試験なわけです。

合格するためには、

300満点のうち、6割以上の

180点以上を獲得しなければなりませんが、

たとえ、180点以上の点数だったとしても、

さきほどの

①の法令で5割以上

②の教養で4割以上

得点していないと

不合格となってしまいます。

この各分野にある合否のラインがいわゆる足切りです。

ですから試験に合格するためには、

まず、

①の法令で5割以上

②の教養で4割以上

の得点をめざすことが出発点となります。

これら足切りを突破して、

さらに全体の6割以上(180点以上/300点)

の点数を獲得できれば

合格となるのです。

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